ベック・ウニ
ピアニスト

ベック・ウニ(Eunhee Baek)はソウル生まれ。13歳でソウルのクムホ・ヤング・タレント・コンサート・シリーズにて初リサイタルを行い、その後、数多くの
オーケストラとの共演やソロ・リサイタルを重ねてきた。早くから音楽的才能を認められ、韓国芸術総合学校にてピアノを専攻するとともに、作曲も学んだ。
ベルリン芸術大学(Universität der Künste Berlin)にてミジュ・リ(Mi-Joo Lee)に師事し、ディプロマ(2014年)および国家演奏家資格課程
(コンツェルトエグザーメン、2017年)を修了。在学中、ギーゼラ&エーリヒ・アンドレアス財団、クラヴァルト財団(Fondation Clavarte)、
ドイツ音楽評議会(Deutscher Musikrat)の奨学生として支援を受けた。
その後、ザルツブルク・モーツァルテウム大学にてジャック・ルヴィエに師事し、2018年にポストグラデュエイト課程を修了。
さらにイタリア・イモラ国際ピアノ・アカデミーにてボリス・ペトルシャンスキーに師事し、2023年に修了した。
ベック・ウニはこれまでに数多くの国際コンクールで入賞しており、ウィーン国際ドクター・ディヒラー・コンクール第1位(2005年)、
ピエトロ・アルジェント国際コンクール第2位(2011年)、アルトゥール・シュナーベル国際コンクール第2位(2011年)、
ヤング・ヴィルトゥオーゾ国際コンクール第1位および古典ソナタ最優秀解釈賞(2016年)、リヨン国際コンクール第5位(2018年)、
リスト・ダヌビア国際コンクールおよびスイス国際オンライン・コンクール第2位(2021年)、リスト・センター国際コンクール第1位(2022年)を受賞している。
豊かな表現力と深い感性、繊細さを併せ持つピアニストとして高く評価されており、近年はフランツ・リストのピアノ作品全曲演奏プロジェクトに
取り組んでいる。2024年にはリスト《詩的で宗教的な調べ(Harmonies poétiques et religieuses)》全曲を収録したCDをリリースした。
2025年には日本、タイ、ドイツ、イタリアにてコンサート・ツアーを行い、日本の大分大学にてマスタークラスを開催。
2026年には《巡礼の年 第3年》および《幻影(Apparitions)》を収録したセカンドCDのリリースが予定されている。
ソリストとしての活動に加え、現代音楽を中心とするアンサンブル Berliner Essenz のメンバーとしても活動。
ピアニストのギヨーム・デュラン-ピケティ(Guillaume Durand-Piketty)とピアノ・デュオを組み、定期的に演奏活動を行っている。
2019年よりベルリン芸術大学にて後進の指導にもあたっている。